【S17最終194位レート2012】龍虎ランドラオス

しゃると申します。

来シーズンからルールが変わってしまいますが、面白い構築が出来たので記事を書きました。

構築経緯


D補正カイリューが対ガチグマにそこそこ安定することに前前期から目をつけていたのですが中々まとまらず…。
そんな時にシアノさんのS14の構築記事を見つけ、納得出来る部分が多かったので参考にしてみることにしてみました。昔からかもねぎなべさんの構築・構築記事が好きでよく読んでいたのですが、Xをやっていなかったのでnoteの存在を知らず…今期になって構築記事を見つけました。


D補正カイリューを軸にガチグマ入りに出す受けの役割として採用した時に、攻めの役割を持つポケモンとして、ガチグマさえ処理すれば環境トップのポケモンたちに一貫する電気技を打て電磁波に屈しないタケルライコを採用しました。

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ハバタクカミに為す術無く負けるのは流石にしょうもないのでDに厚いランドロスを採用。
電磁波で負けるのはもう辞めたい。ランドロス以外は使えない

と言ってましたが一応対パオジアン性能も評価して残飯HBDカビゴンやチョッキエンテイ、オボンハッサムなども使ってました。威嚇が結局強いので最終的にはランドロスに帰ってきましたが…


ランドライコと合わせて対パオジアンに有利を取るポケモンとして水ウーラオスが適任だと思ったのでこのポケモンを4体目に採用しました。

この4体で広く浅く様々な構築に戦っていけると感じたので残りの2体は補完枠として不利を取る構築や並びに対してのメタとして採用しました。


・ブリアシレランド系(ライコじゃんけんになりがち)

・積み構築(トドロクツキ、ラティアス)

へ選出するポケモンとして仮面無し剣舞アンコ草オーガポン


ママンボウサイクル
・キョジオーン入り
・天候パ
・イダイトウ
・小さくなるバトン

へ選出するポケモンとして最遅ママンボウ抜かれのシルクガチグマを採用して構築が完成しました。

 

コンセプト

・アンコールや対面操作技を活かしながら相手をコントロールしていくサイクル

・攻めポケモン(ライコラオス)を活かすための受けポケモン(カイリューランド)

単体解説

カイリュー@たべのこし

テラス:フェアリー
特 性:マルチスケイル
性 格:おだやか
実数値:197(244)‐*-124(68)-121(4)-143(76+)-115(116)
冷凍ビーム/炎の渦/アンコール/羽休め
〈調整〉
B:特化ウーラオスの蜻蛉返りの最高ダメが12になるまで(食べ残しでマルスケが回復する)
D:11n
S:ランドロスやブリジュラス、タケルライコ意識

記事冒頭に述べたようにD補正カイリューを試しに試し、穏やかHSの水テラス滝登り龍舞アンコ羽のような変な型まで試してましたが、やっぱり強いのは渦だということにようやく気づかされました。

ガチグマブリジュラスなどを一方的に嵌めれるが相手は様々な型を考えると引くことができないため渦がしっかり通るのがカイリューの渦の強いところだと感じます。

ガチグマ、ディンルーは渦羽+冷Bで嵌めることが可能、ランドロスは上からの冷B+蜻蛉ダメが食べ残しで回復と環境に多い地面タイプに圧倒的に強くタケルライコの最高のサポーターになっていました。

タケルライコ@こだわりスカーフ

テラス:でんき
特 性:こだいかっせい
性 格:おくびょう
実数値:201(4)‐*-112(4)-188(244)-110(4)-139(252+)
10万ボルト/流星群/ボルトチェンジ/迅雷
〈調整〉
BD:端数
S:テツノツツミを抜くため最速

3種の電気技を使いこなすこの構築のエースです。

原案では眼鏡、その他環境にはオボンなどがいますが、眼鏡は上から殴られまくって辛かった、オボンはアンコカイリューと身代わり瞑想カミが多すぎて辛かったので考慮のされにくさ込みで非常に強かったスカーフを持たせました。GameWithさんの記事検索では一件も出てこなかった。スカーフの強みは考慮のされにくさの他に、スイープ性能が高いことにあると感じていて、ボルトチェンジ+クッションでテンポを取りつつ10万連打で〆る動きが行いやすいです。

迅雷は極稀にしかうたなかったので竜の波動とかでもいいかも、と終わった今言ってみる。麻痺らないスカーフは強い

ランドロス@オボンのみ

PGL-Artwork zur Tiergeistform

テラス:はがね
特 性:いかく
性 格:しんちょう
実数値:196(252)‐168(20)-110-*-143(236+)-111
地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック
〈調整〉
H:最大
D:11n

ハバタクカミ受け、サイクル潤滑油。

ほとんどの試合に選出し(ハバカミ見たら投げるため)過労死していました。
クリチャカイリューも氷テラバもほとんど当たらなかったのは環境の変化なのか、それとも僕のマッチング運が良かっただけなんでしょうか。。。

構築経緯でも述べた通りこの枠は色々試しましたが威嚇がやっぱり強い。後対ブリ性能も

連撃ウーラオス@こだわりハチマキ

テラス:みず
特 性:ふかしのこぶし
性 格:いじっぱり
実数値:189(100)‐198(236+)-141(164)-*-80-117
水流連打/インファイト/蜻蛉返り/アクアジェット
〈調整〉
A:11n
B:特化スケショの乱数がズレるまで

特化パオジアンの抜群テラバースト最高乱数切り耐え

対パオジアンを意識し物理耐久に厚く振った鉢巻ウーラオスです。

ここまで耐久に割くことで鉢巻ウーラオスの課題であった行動保証に安定感が増し、スタンパにも臆せず選出が可能になります。

アクアジェットの火力が凄まじい。

草オーガポン@ラムのみ

テラス:くさ
特 性:まけんき→おもかげやどし
性 格:いじっぱり
実数値:155‐189(252+)-105(4)-*-116-162(252)
棍棒/馬鹿力/剣の舞/アンコール
〈調整〉
A:特化
S:竜舞トドロクツキ意識で準速

補完として採用しましたが、SVにおいて先制アンコールが強すぎるので終盤はそこそこ出番がありました。テラスしてS上げてアンコール、決まると嬉しくなる。ライコがランドを呼ぶから、結構負けん気が発動して大変なことになる。

技構成について、馬鹿力はブリジュラスやトドロクツキ、鋼テラスラティ兄弟への打点、アンコールは採用理由である積みへの対策として、剣の舞はブリジュラスを一撃で倒したり、アンコールしてから自分が抜きエースになる技として採用しました。役割対象であったアシレランドブリや積み構築にはほぼ勝つことが出来たので満足です。草タイプ&テラスアンコでドーブルにも強い。

ブリの電磁波意識でラムのみを持たせましたが、副産物としてカバルドン展開にEGWinしたり、グライドヒドの毒を無効化して剣舞アンコで崩しに行けたりと活きる場面がそこそこありました。

赫月ガチグマ@シルクのスカーフ

テラス:ノーマル
特 性:しんがん
性 格:れいせい
215(212)-*-141(4)-205(252+)-90(36)-62(S個体値25&下降補正)
ブラッドムーン/大地の力/ハイパーボイス/真空波
〈調整〉
H:キョジオーン入りに出すため8n-1
C:破壊のフルパワー
D:特化ガチグマのブラッドムーン確定耐え
S:最遅ママンボウ抜かれ

受けサイクルやママンボウ構築、キョジ構築、イダイトウ入り、回避戦術などに選出します。

ハピラキなどには上から行動されるので効果の薄い挑発ではなく、スタンに出しても腐らないように真空波を採用しました。

Sをママンボウ抜かれにしたおかげでママンボウに勝てたのは勿論ですが、それ以上にアーマーガアの下から羽休め大地、蜻蛉先にブラムを叩き込めたのが非常に強力でした。

ブラッドムーンの火力がとんでもなく等倍で耐えられるポケモンがほとんど存在しないので、コノヨザルやカバルドンコータスなどをワンパンするために選出する時もありました。テラスブラッドムーンでH振りドヒドイデ確定。気持ちよすぎ

選出

スタンから3体たまに

積み構築やアシレランド系で荒らすor他で削ってアンコ剣舞して通す

受けチックな構築を中心に崩す

総括

朝5時でギブアップ。

9時まで潜る体力も必要だけど、9時まで潜らなくていいような構築とプレイングがまず必要かもしれませんね。

レギュG以降も頑張ります。

結果